秋田1区 区域
秋田市
秋田1区 情勢分析
中選挙区時代は、自民党の佐藤敬夫さん(5期、2020年死去)と二田孝治さん(7期、2010年に政界引退)が争っていた選挙区。
小選挙区制実施後の2003年の総選挙からは、秋田県知事の寺田典城さん(参議院議員、秋田県知事、横手市長)の次男である寺田学さんが民主党から出馬し、3回連続当選した。
民主党が全国的な逆風にさらされ、自民党優勢だった2012年の総選挙では、寺田さんは、自民党新人の冨樫博之さんに敗れ、比例復活もならなかった。
続く2014年の総選挙でも冨樫さんが勝利し、寺田さんは比例復活に回った。
前々回(2017年第48回衆議院議員総選挙)は、元秋田放送アナウンサーで参議院議員を1期務めた松浦大悟さんが希望の党の公認で出馬したが、冨樫さんが勝利、松浦さんは比例復活もならなかった。この選挙で寺田さんは、希望の党の裁定で、比例東北ブロック単独1位に回り当選し、5選。
前回(2021年第49回衆議院議員総選挙)は、寺田さんが立憲民主党公認の野党統一候補として出馬するも、冨樫さんが勝利し4選、寺田さんは比例復活に回り、6選(惜敗率92.82%)。
松浦さんは、2022年の参議院議員選挙に日本維新の会公認で出馬するも、落選。
2022年9月には、日本維新の会は、松浦さんを次期衆議院議員選挙の秋田1区で擁立することを発表した。
秋田1区 次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)予測
次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)では、自民党の冨樫さん、立憲民主党の寺田さん、維新の松浦さんの戦いが予想される。冨樫さんと寺田さんが、松浦さんをリードし、互角の戦いか。
【秋田1区予想】第50回衆議院議員総選挙
自民党 | 冨樫博之(現) | △ | |
立憲民主 | 寺田学(比現) 惜敗率92.82% | △ | |
維新 | 松浦大悟 |
(予測は2023年9月20日現在)
以上