山形県 衆議院山形1区

衆議院山形1区 次期(第50回)衆議院議員総選挙当落予測

山形1区 区域

山形市、上山市、天童市、東村山郡(山辺町、中山町)

山形1区 情勢分析

中選挙区時代から、自民党清和会出身で、農林水産大臣や総務庁長官を歴任した民主党の鹿野道彦さんが地盤としてきた選挙区。

小選挙区制実施以降、この選挙区から当選したのは、鹿野さんと自民党の遠藤利明さんしかいない。

小選挙区制実施から2度づつ小選挙区での当選をした後、民主党が大勝利をおさめ政権交代が実現した2009年の総選挙でも二人は大接戦を演じ、鹿野さんが小選挙区を勝利し11選、遠藤さんは比例復活に回り5選。

民主党が全国的な逆風にさらされ、自民党優勢だった2012年の総選挙では、遠藤さんが鹿野さんに圧勝して6選、鹿野さんは比例復活もならず落選した。

鹿野さんは、2013年の参議院議員選挙に民主党の比例区から出馬したが落選し、政界引退を表明した。

遠藤さんはこの選挙から小選挙区で4連勝中。

鹿野さん引退後の2014年の総選挙では、鹿野さんの後継として民主党から出馬した原田和広さんを圧倒し、ダブルスコア以上の大差をつけて当選した(7選)。

前々回(2017年第48回衆議院議員総選挙)は、遠藤さんが希望の党、共産党の候補者に圧勝、8選を果たした。

前回(2021年第49回衆議院議員総選挙)は、2019年に山形県議会議員選挙(山形市選挙区)に当選していた原田さんが県議を辞職し、立憲民主党公認で初めて共産党を含めた野党統一候補として遠藤さんに挑んだが、遠藤さんが圧勝し9選。原田さんは比例復活もならなかった。

遠藤さんは、2022年8月の自民党役員人事で党総務会長に就任した(2023年9月23日まで)。

山形1区 次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)予測

次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)でも、遠藤さんの優位は動かない。

【山形1区予想】第50回衆議院議員総選挙

自民党遠藤利明(現)
立憲民主原田和広

(予測は2023年9月23日現在)

以上

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