山形県 衆議院山形2区

衆議院山形2区 次期(第50回)衆議院議員総選挙当落予測

山形2区 区域

米沢市、寒河江市、村山市、長井市、東根市、尾花沢市、南陽市、西村山郡(河北町、西川町、朝日町、大江町)、北村山郡(大石田町)、東置賜郡(高畠町、川西町)、西置賜郡(小国町、白鷹町、飯豊町)

山形2区 情勢分析

小選挙区制実施以降、自民党の遠藤武彦さんが小選挙区で4回連続勝利を重ねた選挙区。

遠藤さんは、2007年8月の第1次安倍改造内閣で農林水産大臣として初入閣を果たした。

野党では、2003年の総選挙から民主党の近藤洋介さんが出馬し、2回続けて比例復活で当選した。

民主党が大勝利をおさめ政権交代が実現した2009年の総選挙では、近藤さんが引退した遠藤に代わり出馬した自民党の新人を破り、山形2区の小選挙区で初当選した(3選)。

民主党が全国的な逆風にさらされ、自民党優勢だった2012年の総選挙では、自民党の公募によって擁立された鈴木憲和さんが近藤さんを破り、初当選した。近藤さんは比例復活で当選した(4選)

2014年の総選挙でも、近藤さんは票差を縮めたが、鈴木さんが再選された(2選)が、近藤さんはまたも比例復活で当選した(5選)。

前々回(2017年第48回衆議院議員総選挙)は、近藤さんが希望の党から出馬したが、またも鈴木さんに敗れた。鈴木さんは3選、近藤さんは比例復活もならず落選した。

落選後の近藤さんは、次期国政選挙に向けて当面は無所属で活動する意向を表明していたが、2019年11月投開票の米沢市長選挙へ出馬、現職の中川勝さんに僅か24票差で破れ落選した。落選後の活動については、「白紙の状態」としていたが、2022年12月に、2023年12月施行予定の米沢市長選挙への再出馬を表明している。

前回(2021年第49回衆議院議員総選挙)は、山形1区と同様に、初めて共産党を含めた野党統一候補として、国民民主党の加藤健一さんが鈴木さんに挑んだが、鈴木さんの圧勝に終わり(4選)、加藤さんは比例復活もならず落選した。

国民民主党の玉木雄一郎代表は、2023年8月の山形で行われた党代表選の候補者討論会後の記者会見で、次期衆議院議員総選挙について、「山形2区で公認候補を立てて戦いたい。東北各県で最低1人は擁立し、比例東北ブロックでの1議席獲得を目指す」と語っているが現時点で候補者の擁立はない。

山形2区 次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)予測

次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)でも、自民党の鈴木が優位に立つ。

【山形2区予想】第50回衆議院議員総選挙

自民党鈴木憲和(現)
野党未定

(予測は2023年9月23日現在)

以上

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