北海道1区 区域
札幌市中央区、南区、西区(4区に属しない地域)、北区(鉄西連合町内会管内)
北海道1区 情勢分析
この選挙区は、全国的に見ても一票の格差が顕著な地域の一つで、有権者の数では道内で最も多い。
小選挙区制施行以降、5回連続で横路孝弘さんが当選していた民主王国であったが、2012年(平成24年)の第46回衆議院議員総選挙では、自民党の新人、船橋利実さんが接戦の末に横路さんを破り、初当選した(横路さんは比例復活で当選)。
2014年(平成26年)の第47回衆議院議員総選挙では、横路さんが船橋さんから議席を取り戻すも、2016年に横路さんが政界を引退した。
前々回(2017年第48回衆議院議員総選挙)は、横路さんの後継で、立憲民主党から道下大樹さんが出馬し、船橋さんとの競り合いの末、初当選。船橋さんは、道内自民党小選挙区落選者で唯一、比例復活した。
前回(2021年第49回衆議院議員総選挙)でも、新党大地が日本維新の会の候補者を推薦するも、野党統一で支持した道下さんが勝利を収めた。船橋さんは、約90%の高い惜敗率を出したが、比例復活ならず。
2022年7月の第26回参議院議員通常選挙において、船橋さんは、北海道選挙区から自民党公認で出馬して当選した。
参議院に鞍替えした船橋さんに代わり、2023年8月、自民党は公募していた北海道1区の支部長に道議会議員の加藤貴弘さんを起用することを決めた。加藤さんは札幌市出身の40歳。2015年の道議会議員選挙で札幌市西区選挙区から初めて当選し、現在3期目を務めている。
北海道1区 次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)予測
次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)では、道下さんが一歩リード。自民党新人の加藤さんがどこまで迫れるか。
【北海道1区予想】第50回衆議院議員総選挙
立憲民主 | 道下大樹(現) | △ | |
自民党 | 加藤貴弘 | ▲ | |
維新 | 小林悟 | ||
参政党 | 田中義人 |
以上