岩手県 衆議院岩手2区

衆議院岩手2区 次期(第50回)衆議院議員総選挙当落予測

岩手2区 区域

宮古市、大船渡市、久慈市、遠野市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、滝沢市、岩手郡(雫石町、葛巻町、岩手町)、気仙郡(住田町)、上閉伊郡(大槌町)、下閉伊郡(山田町、岩泉町、田野畑村、普代村)、九戸郡(軽米町、野田村、九戸村、洋野町)、二戸郡(一戸町)

岩手2区 情勢分析

かつては、下閉伊郡山田町出身の鈴木善幸元首相の地盤だった選挙区。

「小沢王国」岩手県で唯一、小選挙区で自民党の議員を選出している選挙区でもある。

小選挙区制施行以降、鈴木さんの息子で、党総務会長、五輪担当大臣、財務大臣などの要職を歴任した鈴木俊一さんが4回連続で当選していた。

民主党が大勝利をおさめ政権交代が実現した2009年の総選挙のみ、民主党新人の畑浩治さんが初当選を果たし、鈴木さんは比例復活もならず落選した。

2012年以降は、鈴木さんが巻き返し、小選挙区で4連勝中。

前々回(2017年第48回衆議院議員総選挙)では区域が変更され、畑さんは民進党の方針で、希望の党から出馬し、鈴木さんとの一騎討ちとなるが、鈴木さんが圧勝、畑さんは比例復活もならず。

前回(2021年第49回衆議院議員総選挙)は、自民党要職を歴任し、現役の財務大臣でもあった鈴木さんが、自己最多となる149,168票を獲得し、立憲民主党から出馬の大林正英さんにダブルスコア以上の圧勝となった。

立憲民主党岩手県連は、2023年6月、次期衆院選の岩手2区に会社役員の中村起子さん(58歳)を擁立した。中村さんは、2019年に立憲民主党岩手県連が設立された際に、幹事長を務め、この年に行われた参議院議員選挙で比例代表での公認候補となったが落選し、現在は県連の副代表を務めている。

岩手2区 次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)予測

次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)では、鈴木さんと中村さんの一騎打ちが予想される。

2023年9月に発足した第2次岸田第2次改造内閣で、鈴木さんは財務大臣に留任し、「少子化対策や防衛費増額の財源確保に努める一方、財政健全化も両立しなければならない。今まで以上に気を引き締めて職務を遂行したい」と決意を示した。

引き続き現役の財務大臣を務める鈴木さんが圧倒的優位。

【岩手2区予想】第50回衆議院議員総選挙

自民党鈴木俊一(現)
立憲民主中村起子

(予測は2023年9月20日現在)

以上

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