宮城県 衆議院宮城1区

衆議院宮城1区 次期(第50回)衆議院議員総選挙当落予測

宮城1区 区域

仙台市青葉区、太白区

宮城1区 情勢分析

新たに衆議院小選挙区の区域が改定される選挙区。

旧1区と旧3区に属する仙台市太白区の区域を合わせて新1区とし、3区の残余の区域を新3区とした。

かつて中選挙区時代には、自民党の愛知揆一さん・和男さん親子、三塚博さん、伊藤宗一さん郎、社会党の戸田菊雄さん、岡崎トミ子さんらが争っていた選挙区。

小選挙区制施行以降、自民党は、三塚さんが3区、伊藤さんが4区に、自民党から新生党、新進党に移った愛知和男さんは1区から出馬することになり、2000年の総選挙では、民主党の今野東さんに破れ落選、2002年に病気を理由に政界引退した。

ただし、愛知さんは、2005年の総選挙で比例東京ブロック単独で出馬し当選したが、2009年の総選挙では、再び比例東京ブロック単独で出馬したが落選し、再び政界引退した。

民主党の今野さんは、2003年の総選挙でも当選するが、今野さんや宮城2区の鎌田さゆりさんらを支援していたNTT労働組合の幹部らが、公職選挙法の連座制適用対象となる利益誘導罪で逮捕・起訴される不祥事が発覚、連座制が適用される判決により、今野さんは議員辞職した。

2005年の総選挙からは、自民党は、愛知さんの後継者となった土井亨さん、民主党は今野さんの後継者となった郡和子さんが議席を争っていたが、2014年の総選挙で比例復活で当選していた郡さんが任期途中の2017年7月の仙台市長選挙に民進党を離党して無所属で立候補して当選した。

郡さんの仙台市長選挙立候補に伴う退職(自動失職)により比例東北ブロックでは、次点の吉田泉さん(民主党・福島5区)が繰上当選した。

前々回(2017年第48回衆議院議員総選挙)では、自民党の土井さんに対して、野党からは立憲民主党・岡本章子さん、希望の党・伊藤優太さんらが出馬するなど、野党候補が乱立し、土井さんが4選を果たした。岡本さんは比例復活した(惜敗率78.61%)。

前回(2021年第49回衆議院議員総選挙)では、自民党の土井さんに対して、立憲民主党の岡本さんが野党統一候補として戦うも、土井さんが5選を果たし、岡本さんは得票差を大幅に縮めたが、またも比例復活に回った(惜敗率94.79%)。

宮城1区 次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)予測

次期衆議院選挙(第50回衆議院議員総選挙)でも、土井さんと岡本さんの一騎打ちが予想され、接戦。

【宮城1区予想】第50回衆議院議員総選挙

自民党土井亨(現)
立憲民主岡本章子(比現)
惜敗率94.79%

(予測は2023年9月20日現在)

以上

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